服が好きだ。
訳あって4歳の頃からアパレル業界で働くことを目指していたこともあり、昔から服に関心が強い。
古着屋ショップ店員をしていた頃は200枚以上も服を持っていました。
メタルラック2つ、タンス一竿、プラスチックケース1つ…
これだけ収納用品を持っているにも関わらず、部屋に服があふれていました。
古着屋が撤退してショップ店員を辞めたあと、服を持ちすぎた反動か断捨離に目覚め、一時期はミニマリストになりました。
その結果、200枚あった服を50枚程度まで減らすことに成功。
一応リバウンドはしていないですが、収納場所も大幅に減らしたため、ちょっとでも服が増えるとあふれてしまうという状態。
今住んでいる家は今後引っ越す予定なので収納用品を増やしたくない。
なので押入れにワイヤーネットを組んだ枠に100均のカゴを入れて服を収納しているんですがコレが使いにくくて…
タンスより浅いこともあって収納量が少なく、服がごちゃごちゃしがちなんですよ。
どうしたもんかと思っていた時、こんまりさんこと近藤麻理恵さんをふと思い出しました。
こんまりさんは服をたためば収納量が増えるって言ってたような?
前に一度試そうとしたんですが、シワが本当につかないのか気になって結局やらずじまいだったんです。
あと、ちょっとめんどくさいのもあって。
なんか私の動機ってめんどくさいが多いですね(笑)
とにかく今は増えてきた服をキレイにシワなく収納したい!めんどくさいって言ってる場合じゃない!
そう思ったので重い腰を上げてこんまりさんのたたみ方で本当にシワなく収納できるのかを試してみました。
こんまりさんのたたみ方
こんまりさんのたたみ方の動画を探したらあっさり出てきました。
この動画を参考にしてたたみます。
今回片付けるのはこのカゴ。
春、夏、秋に着るトップスが7枚入っています。ぐちゃぐちゃ。
このカゴをスッキリさせてこのVネックニットとカーディガンを入れようと考えています。
Vネックニットとカーディガンはレーヨンが入っているのでシワになりやすく、いつもは吊るして収納しています。
たたんでもシワがつかないならぜひこのカゴにたたんで収納したいと考えています。
ではさっそくVネックニットをたたみます。
動画を見ながら、まずはニットをなでます。
なでることによりシワを伸ばすそうです。
写真を取りながらなので片手しか写っていませんが実際は両手でなでています。
次に片方を折って、折ったところをなでなで。
袖を戻してなでて、袖を下に折ってまたなでる。
折った位置が微妙だったのでやり直してから袖を下に折りました。
一つの動作ごとになでるのがポイントだと思いました。
もう片方も同じ要領でたたみます。
そうしたら、衿側を持って約半分に折ります。
ぴったり半分ではなくちょっと隙間を開けるのがポイント。
あとは折り目から1/3幅に2回たたみます。
1回~
2回!完成!^^
グレーのだし巻き卵の完成(笑)
自立すれば成功だそう。
結果、ちゃんと自立しました!嬉しい!
楽しくなってきたので、トップス7枚とカーディガンもどんどんたたみました。
すると…
トップス7枚とVネックニットとカーディガンがすべて収納できました!
見やすいのはもちろん、1つ1つが自立しているので雪崩も起きないし取りやすい!
こんまりさんすごい!
あとはシワがつかないかどうかですね。
この状態で2日ほど置いてみます。
2日後
たたんでから2日経ったので取り出してみます。
広げると…
えええええええ!本当にシワがついてない!\(^o^)/
よく見たら袖のところに折ったあとはありますが、着たら全然わからない程度でした。
適当にたたんだときと大違いです。
このたたみ方は本当にシワなくキレイに収納できるということが証明された瞬間です。
こんまりさんのたたみ方を実践して
このたたみ方をした時、「あれ?なんか着物をたたむときみたい…」と思いました。
私は趣味で着物を着る時があるんですが、着物をたたむ時もシワを手で伸ばしながらたたむんです。
本の中で「着物をキレイにたたむDNAを持っている私達だから絶対たためる!」みたいなことをこんまりさんが言っていたのを思い出しました。
そうか、洋服も着物と同じように丁寧にたたまないといけないんだ。
たたむのがめんどくさい服はそもそも「ときめかない服」なんじゃないか。
たたむことさえ愛おしい服だけを残してあとは手放す。
こんまりさんの理論はそういうことかなと気づきました。
こんまりさんの本を読んだ時、じつは「ときめくかどうか」で判断する、ということがいまいち分かってなかったんです。
でも今回たたみ方を変えただけなのに、この「ときめき」が少し分かるようになりました。
ひとつひとつの工程にここまで意味を持たせるって、やっぱりこんまりさんはすごい。
ときめく物を、丁寧に扱って暮らす。
すごくステキな生活ですよね。
もう一度、こんまりさんの本片手に持ち物を見直そうかと思った次第です。