2016年3月24日公開、2017年12月7日に加筆修正した記事です
結婚はゴール。
そんな考えを、いろんなところで目にします。
以前の記事で「結婚はゴール!」と思い込み、結婚してさらに不幸になったA子さんの話をしました。
今回は、結婚に恋をしていたもう一人の先輩、B子さんの話をしていきます。
万年婚活のB子さん
以前勤めていた職場のB子さんは、A子さんと私の先輩。
役職は係長でした。
B子さんは当時39歳。
数年以上も婚活をしていました。
毎週土日はお見合い、というスケジュールだったようです。
B子さんは「独身の女友達(婚活仲間)と女子会をよく開いているの。
この中で誰がいちばん早く結婚するか競っているからね!」とよく話していました。
当時の私は「結婚と競争にはどういう関係があるんだ?」 と思いつつ、
とりあえずB子さんの話を聞いていました。
結婚相談所に登録
ある日、B子さんが「婚活仲間の影響で結婚相談所に登録した」と言ってきました。
結婚相談所に払った金額は約30万だそうです。
その半年後、B子さんがいきなり「結婚する!」と宣言しました。
お相手は、46歳の会社員。しかも初婚だそうです。
結婚相談所で紹介されたあと、すぐに話がまとまったとのこと。
ただ、聞いていると少しひっかかるというか、妙なことをつぶやいていました。
「かなり悩んだけど、もう後がないし選べないから決めた」と。
結婚に失恋した女
その後、念願叶って結婚したB子さん。
でもしばらくするとA子さん同様、結婚生活の不満を漏らしはじめました。
不満の原因は「お義母さん」のこと。
B子さんが結婚する際に悩んでいたのは「お義母さんと同居が条件」だったからだそうです。
しかもお義母さんはシングルマザーで、一人息子と二人三脚で今まで生活されていました。
そのためご主人はお義母さんと共依存親子だったのです!
ご主人が初婚だった理由はこれが原因の様子。
お義母さんはB子さんに嫉妬し、ご主人と自分の仲の良さをいちいちアピールしてきたり、あげくの果てには寝室をのぞくらしいです。
B子さんはまるで昼ドラのような悩みを抱えてました。
しかも、ご主人はお義母さんの味方。
もう本当にドロドロした昼ドラみたいでした。
B子さんもA子さん同様、世間体を気にして離婚できる訳もなく、
一生結婚生活の不満を言い続ける生活を送る羽目になってしまいました。
まとめ
結婚をしたせいで不幸になったA子さんとB子さんの共通点はひとつ。
それは、「結婚はゴール!」と思い込み、結婚に「恋」していたこと。
結婚はゴールではなく、スタートです。
独身であることを恥じて焦って結婚するということは、結婚相手と結婚生活を妥協する羽目になります。
その2つを妥協するということは、あなたの今後の人生を妥協するということです。
結婚は人生を逆転する最強アイテムでも勲章でもありません。
あなたがいちばん幸せになれる方法をつかみ取ってくださいね。