こんにちは!かどの小町です!
突然ですが、
流行=自然に発生するもの、と思っていませんか?
流行とは自然発生するものではなく、
じつは人の手によって仕組まれているのです!
今回はアパレル業界の裏側をこっそり教えます。
流行はどのように仕組まれているのか
流行が仕組まれるのは、なんと2年も前から。
アパレル業界ではこんな感じで流行を作っていきます。
・2年前に国際流行色委員会が流行色を選定。
日本を含む、加盟国の代表がプレゼンしあって決める。
・流行色に合わせた生地を生地メーカーが制作。
制作された生地は生地素材見本市で展示される
・各ブランドに生地が渡る。
デザインされ、パリコレなどのファッションショーで新しいデザインが発表される
・その後生産され、メディアで発信&拡散、販売される
簡単にいうとこんな感じ。
そう、今年流行っている色っていうのは二年前に決められたんです!
ちなみにアパレル業界の仕事は、
テキスタイル(生地デザイン)やファッションデザイン、
パタンナー(製図と型紙作り)までを川上、
メーカーによる製造(デザイン、パターンを含む)が川中、
お店での販売が川下と呼ばれています。
国際流行色委員会によって色が決定され、川上から仕事が流れてくるという感じ。
私は主に川中と川下で経験を積みました。
デザイン、パターン、ミシン、リフォーム、ショップ店員など。
私は川中と川下での仕事だったので、
国際流行色委員会の会議の様子までは分からないです。
各国の代表の集まりなんでね…
たぶん国際流行色委員会の加盟国代表は
こんな感じで会議をしてるんじゃないかな(妄想)
festyさんからお借りしました
アパレル業界に踊らされるという意味
アパレル業界では流行を追ってくれる人が良いお客さん。
新しい服が出たらドンドン買って、
流行遅れの服はドンドン捨てて。
そんな人が良いお客さんってこと。
流行に飛びついてばかりいる=アパレル業界に踊らされている、
という側面があるのも事実です。
まとめ
意外と知られていない、
アパレル業界の内情と流行のヒミツについて書いてみました。
今回は以上です。